今回は、主に福岡空港利用者が、直行便が飛んでいない都市に行く時にどこでトランジット(乗継)をするべきなのかということに関して初心者にもわかりやすく解説したいと思います。
目次
- はじめに
- ツアーより個人手配の方がいい理由
- ワンワールド(O)派かスターアライアンス(S)派か
- 国内(羽田・成田・関空)で乗り換えるメリットデメリット
- 国外で乗り換えるメリットデメリット
- トランジットにおすすめの空港
- 応用編 〜乗継は24時間以内ならOK!ストップオーバー(途中降機)など〜
- まとめ
はじめに
福岡やその周辺に住んでいる福岡空港を利用するみなさんは海外旅行をする際、どこかでトランジットをしなければなりません。
ネットで検索してみても東京発の情報はたくさんありますが、地方空港発の情報ってほとんどないですよね…
特に今回紹介する福岡空港なんか需要は絶対あるはずなのに、全然情報が出回っていないから不思議です… 国際線の便もたくさん飛んでいますから、他の地方空港と違って何も考えずに羽田/成田で乗り換えるというわけにもいきません。
トランジット空港の選択肢は数多ありますが、どこの空港を選ぶのが最善なのか。飛行機オタクが解説して行きます。
また、おまけとしてツアーと個人手配どちらがいいのかということにも軽く触れたいと思います。
ツアーより個人手配の方がいい理由
理由はズバリ、安いから。自由がきくから。
特に出張や一人旅など”一人”で手配しようとすると場合によっては数万円も高くなってしまう場合もあるようです。
また、旅の行程をあれこれ悩みながら決めるのも旅の醍醐味です。
ワンワールド(O)派かスターアライアンス(S)派か
JAL系が好きならワンワールド、ANA系が好きならスターアライアンスとなります。日系の航空会社が加盟していないスカイチームというアライアンスもありますが、初心者にはおすすめできません。
ちなみにキチキチはJGCを目指しているのでワンワールド派です。
国内(羽田・成田・関空)で乗り換えるメリットデメリット
メリット
・日本語が使えること
・アメリカ方面に行きやすい
デメリット
・アジア、オセアニア、ヨーロッパに行くには大回りになる
・航空券が高くなる
国外で乗り換えるメリットデメリット
メリット
・上級会員の資格を保有している場合、日系の航空会社を使うよりサービスが手厚くなる(注)
・アジア、オセアニア、ヨーロッパに行きやすい
・航空券が安い
デメリット
・アメリカ方面に行きにくい
・英語を話せないといけない
(注)上級会員の資格をクレジットカードの年会費で維持できるのは基本的にはJALとANAだけ。他の海外の航空会社では上級会員は多くないので、ワンワールドサファイアやスターアライアンスゴールドを持っている人は多くない。
トランジットにおすすめの空港
それではここからは海外でトランジットする際どの空港を使えばいいのかということについて話していきたいと思います。
また今回LCCは除外しています。LCCと他の航空会社を乗り継ぐのは危険だからです。何かあった時に保証してくれない可能性もあります。
香港(O)
キャセイドラゴン航空が就航しています。キャセイグループだと香港まで行けばかなり多くの都市に就航しているので航空会社間を乗り継ぐことなく遠方に行くことができます。
福岡空港から1日に何本も離発着しているのもポイントが高いです。
また空港も非常に発達していて世界の空港ランキング2019にも5位にランクインしています。当然ラウンジも発達しています。
世界の空港ランキング2019、トップ10に日本勢3空港がランクイン、総合1位はシンガポール空港 | トラベルボイス
ワンワールド派ならばここ以外で乗り継ぐことはできません。
2019/8/18現在、香港のデモの影響であまりここで乗り継ぎたくはありませんが…
バンコク(S)
タイ航空で行くことができます。1日1往復就航しています。スターアライアンス派の人はバンコク経由かシンガポール航空でチャンギ空港を経由するか悩むところです。
チャンギ(シンガポール)(S)
シンガポール航空が就航しています。1日1往復です。
シンガポール航空は毎年航空会社ランクングで1位に選ばれているし、チャンギ空港も毎年空港ランキングで1位に選ばれています。ということで、スターアライアンス派ならばこの空港を利用するのがいいでしょう。
しかし、タイ航空と比べて値段は高いです。
【最新版】2019年航空会社ランキング発表、1位はシンガポール航空、おもてなし日本勢JAL・ANAは世界で何位? | 訪日ラボ
台湾(S)
エバー航空とチャイナエアラインが1日に数往復就航しています。おすすめは圧倒的にエバー航空。航空会社ランキングでも毎年上位です。また、台湾なら日本語の案内も発達しています。
北京(O/S)
中国国際航空と中国東方航空が1日に数往復就航しています。JALやANAとのコードシェア便もあるようです。
しかし、これだとお金は。JALやANA基準でたくさん取られるのにサービスは良くないので、中国のマイナーな都市に行く場合を除いておすすめできません。てゆうかこの場合だと成田で乗り継いだ方がいいと思います。
応用編 〜乗継は24時間以内ならOK!ストップオーバー(途中降機)など〜
ここからは応用編です。
飛行機を乗り継ぐ際、24時間以内に乗り継がないといけないというルールがあります。これを逆手に取ると23時間59までは滞在していいってことになります!
つまり、朝の9時位に経由地に到着し、1日観光して翌日の8時半くらいの便で最終目的地に行ってもいいんです!これを利用すると、同時に2箇所旅行できることになります!
またストップオーバーとは24時間以上滞在することです。これはちょっと特殊なチケットじゃないとできません。しかしうまく利用すれば2つの国をガッツリ観光できます!
まとめ
福岡発ではトランジットは海外がおすすめ。ワンワールドなら香港、スターアライアンスならシンガポール。
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