今回は、「エアバンドを聴くのに英語が必要かどうか」ということについて説明していこうと思います。
結論から言うと英語力っていうのは用語を覚えることでカバーできます。
またこの記事を読むことで、エアバンドの交信の内容を最速で理解できるようになります。
目次
- 初心者がまず知っておくべきこと
- 英語力を用語でカバーするとはどういうことか
- 具体的にはどんな用語を覚えればいいのか
- 中級者向け!さらに一歩進むするためにはどうするのか
- 実践編(機内でシリーズ)
- まとめ
初心者がまず知っておくべきこと
こちらの記事の方でエアバンドを楽しむためのイロハを解説しています。
直ぐに読み終わると思うので、まだ読んでいない人は是非読んでから戻ってきてください↓↓↓
英語力を用語でカバーするとはどういうことか
例え話
大学受験で英語の長文を読むのに国語力を補うのに英単語を覚えることと似ています。この方法によってわからない英単語を文脈から推測する必要がなくなるのです。
これをエアバンド場合に当てはめると、用語や定型文を覚えることで英語力がカバーされる(というかむしろ日常会話で使うような英語力は一切必要ない)ということになります。
交信は定型文
先ほどの言った通り、エアバンドの交信は好き勝手喋っていいわけではなく定型文によって行われています。
これは、聞き間違いによるヒューマンエラーを防ぐという意味合いがあります。
つまり、毎回同じシチュエーションでは全く同じことを言っているのです!
イレギュラーな内容は日本語になる
相手が外国人パイロットである場合以外は定型文にないようなことを伝えたい時、もしくは緊急を要する時は日本語でやり取りされたり日本語と英語の定型文が混ざったりする場合が多いです。
例えば、機体の不具合の情報を伝える時などです。「日本語で申し上げます。」などと前置きされることがほとんどです。
英語は英語でも日本人の発音は聴き取りやすい
画像使用:https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/918200184.html
管制官はみんな日本人なので、我々は日本人が喋っている英語を聴くことになります。
子音もしっかり発音されますから本当に聴き取りやすいです。試しに、LiveATCなどを使ってアメリカなど英語圏の空港の管制を聴いてみてください。難易度がぶち上がっていることがよくわかるでしょう(笑)
ちょっと定型文から外れると全然聴き取れなくなってしまいます。
具体的にはどんな用語を覚えればいいのか
それではエアバンドの生命線とも言える用語や定型文の何を覚えればいいのかということについて解説します。
全く何も知らない人がまず初めに覚えるべき用語・定型文は例によってこちらで紹介しているのでどうぞ↓↓↓
次にキチキチがいかにして用語・定型文を覚えたのか
もともとキチキチは英語が得意だったので知っている単語が多かったのですが、普通の英語の勉強では絶対に出てこないような用語(Hold short of runwayなど)が沢山あったので大変難儀したのを今でも覚えています。
こちらのサイトを参考にしてひたすら空港で聴きまくったらいつの間にか理解できるようになっていました↓↓↓
なに…? 全然説明になっていないって??
確かにそうかもしれませんが、知らない用語が出てきたら逐一調べていくしかないのです。
最初は耳から入ってきた単語のスペルが思いつかないと思いますが頑張るしかないです!
もし良かったらTwitterで質問してくれたら答えますよ!!
またこちらの方が参考になるかもしれません↓↓↓
中級者向け!さらに一歩進むするためにはどうするのか
上記の訓練を続けているうちにいつの間にか中級者になっているものですが、あえて言うならばよく利用する空港の誘導路やスポット、滑走路運用を覚えてみるといいでしょう。
例えば羽田空港で言うと東京タワーを聴いている時に、
「A6 (A)6 brunch contact Tokyo ground 121.7」
などと聴こえてきた時にA6がどこなのかを理解できるようになることで、写真撮影などもしやすくなしますし、楽しみも増します!
実践編(機内でシリーズ)
空港で1つの周波数でのひたすらに聴くのも非常に面白いですが、飛行機に乗っている時にエアバンドを聴いてみるのも面白いです。
キチキチが実際にやってみたので幾つか記事にしてみました。機内でエアバンドを聴く上での注意点や心得なども書いているので是非読んでほしいです。
一番初心者向けがこちら↓↓↓
まとめ
英語よりも定型文や用語を覚えろ!!!
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