2019年の11月3日の三角飛びを持って、キチキチはサファイアを達成し、JGC修行を完了しました。
そこで今回は、2020年以降にJGC修行をやろうかどうか考えている人に向けて、普通の理系大学生のキチキチがどのようなルートを組んで、費用や獲得FOP、マイルはどうだったのかを詳しく解説していきたいと思います。
※この記事を読めば、キチキチのJGC修行の全てが分かるようになっています。
目次
JGC修行を思い立った経緯
きっかけ
きっかけはYouTuberのおのださん、ドリチソさんが修行をしているのをみたことです。昔から飛行機が好きだったこともあり、何を血迷ったかいつからか自分も修行したいと思うようになりました。
なんでSFCじゃなくてJGC?
またSFCではなくJGCを目指した理由は、自分であれこれ調べた結果、若者に優しい(若者を重要な顧客だと考えている)のが圧倒的にJALの方であると考えたからです。ANAは若者に優しくないです。
詳しく書くと長くなってしまうので割愛しますが、代表的なものではJALカードnaviの減額マイルキャンペーンやCLUB ESTの制度などがあります。
回数修行ではなくFOP修行にした理由
福岡空港拠点にもかかわらず回数修行ではなくFOP修行での解脱を目指したのは、キチキチは飛行機の浮遊感が嫌いなので離着陸がきついという理由と、FOPの方がマイルが圧倒的にたまりやすいという理由からです。
大学生特有の問題
大きく分けて大学生特有の問題点は2つあります。
一つ目は、「お金がない」ということです。基本的に大学生だと出張などで飛行機に乗ることがないので全額自腹になります。バイトだけで数十万円を捻出するのはなかなか大変です。
二つ目は、「クレジットカードの審査に通るか分からない」ということです。そのため修行をはじめる前にあらかじめCLUB-Aカードを作っておく必要があります。
サファイアを達成したのにJGCカードが作れないなんていうことになるのはごめんですからね。
詳しくはこちらで解説しています↓↓↓
JAL CLUB-Aカードを作る
先ほどはあんなことを言いましたがキチキチはCLUB-Aカードの審査に通る前に航空券を購入してしまいました笑
2月末頃だったと思います。この記事を読んでいる大学生のみなさんは必ず審査に通ってから航空券を購入してくださいね。
ルート、費用、FOP、マイルについて
表のような感じになりました。地方である福岡空港を拠点として
FOP単価9.0円/FOPという数字を叩き出したのはまあまあ良かった方なのかなと思います。
また総獲得FOPが1,468ほどオーバーしてしまっているのは当日アップグレードしまく
ったからです。残念ながらファーストクラスに乗る機会はありませんでしたが、クラスJにはたくさん乗ることができました。
ルートとしては福岡-新千歳やOKA-SIN、クアラルンプールなど王道の路線ばかりを攻めました。
その中でも福岡-新千歳はFOP単価も優秀で羽田-那覇のような感じで修行できるので福岡空港拠点の修行僧にはおすすめです。
感想や反省点など
ここからは、それぞれの旅の感想や反省点を述べていきます。
これから修行する人の参考になるようなこともたくさん紹介していきます!
①福岡⇆新千歳
キチキチのJGC修行の初フライトはこちらの路線になります。
JALに乗るのも久しぶりだったし、北海道に行くのも10年ぶりくらいだったのでとにかくウキウキしていたのを覚えています。
札幌の街は福岡とは全く違って大自然に囲まれているし、気候も違うのでとても新鮮でした。
しかし①〜③の全てが土曜の夕方に着いて日曜の午前中に出発する便を取ってしまいました…
新千歳と札幌はかなり距離があるのでほとんど観光できなかったのが非常に残念でした…
皆さんには、多少運賃が高くなってしまってもちゃんと観光できるようなフライトスケジュールを組むことを強くおすすめしたいです。
②福岡⇆新千歳
①の翌週には再び北の大地へ向かいます。修行でもないとこんなことは絶対にしないのでなんだかやってはいけないことをしているような不思議な感じがしました。
今回の旅の目標は、「はちきょうでつっこ飯を食べること」、「さっぽろテレビ塔に登ること」です。
つっこ飯はいくらを丼からあふれるまでつっこんでくれる名物です。
非常に美味しいですが胃がもたれました笑
#別亭おやじ
— 理系大学生キチキチ@2019年JGC取得 (@2019JGC4) 2019年6月1日
行ったことない人是非行ってみて! pic.twitter.com/SLy6OS3G2g
またさっぽろテレビ塔では北海道特有の碁盤目状の道路が見えたのが印象的でした。
①は北海道の友達と会っていましたが今回の旅は完全に一人旅でした。初めての一人旅はものすごく疲れます。
慣れていない土地では脳に入ってくる情報量が多すぎます笑
ここでの教訓は、「旅に慣れていない人はまず国内の修行から行うべき」ということです。いきなりOKA-SINタッチとかすると確実にぶっ倒れます笑
まずは国内でウォーミングアップしましょう。
③福岡⇆新千歳
②の2週間後にはまたまた北の大地に向かいます。だんだんルーティーン化してきました。
今回は友達に案内してもらって藻岩山や幌見峠で札幌の夜景を見ました。
札幌はとても明るいですが、ちょっと外れると海と間違えるくらい真っ暗な大地が広がっているのが印象的でした。
また今回の旅では露骨なクラスJの隣席ブロックを経験しました。
確実に空席はあるのに自動チェックイン機からではアップグレードができないんです…
上級会員の待遇の厚さが垣間見えた瞬間でした。いつの日か自分のあっち側に…
④福岡→那覇→羽田→福岡
ここからは大きく日付が空いて9月になります。
たまたま東京に用事があったためOKAタッチしてから羽田に飛ぶことにしました。羽田に行くときにはOKAタッチ。これは福岡空港拠点修行僧にとって必須のテクニックになります。
また帰りは、9月から就航したA350に搭乗したかったのであえてOKAタッチしませんでした。
ここでの教訓は2点あります。
一つ目は、OKAタッチの重要性です。下の記事で詳しく紹介していますが、
福岡→羽田でOKAタッチをするのとしないのとではFOP単価が7.84円/FOPも違うんです。
これをサファイア解脱の基準である50,000FOPに換算すると392,000円!!
これを聞いてOKAタッチしない人はいないでしょう笑
二つ目は、たまには沖縄を観光した方が精神衛生上好ましいということです。普通にOKAタッチをしようとすると運賃の関係で滞在時間1時間とかになってしまうことが多いです。
これを繰り返していると次第にこんなことをするようになってしまいます笑
一瞬だけでも沖縄の空気を吸おうとする修行僧の様子 pic.twitter.com/hF2MEBCWOt
— 理系大学生キチキチ@2019年JGC取得 (@2019JGC4) 2019年11月3日
何度も同じことを言いますが、多少割高になってしまっても観光をするのも修行の一環です!!
⑤0泊3日OKA-SINタッチ
いよいよキチキチのJGC修行も海外に進出していきます!!!
当時の自分に本当に言いたいです…
0泊3日でシンガポールなんて行ってんじゃねーよっ!!!
ただきついだけです笑 最低でも2泊4日くらいで行った方がいいです。
この旅での一番の失敗は深夜チャンギ空港に到着してトランジットホテルでショートステイを選択してしまったことです。
初日は4時起き、2日目は4時間睡眠、3日目は機内泊、めちゃめちゃきついです。
逆に楽しかったのは、プレエコからの有償アップグレードでビジネスクラス・JAL SKY SUITE Ⅲに搭乗したことです。
こんなことができるのもFOP修行でマイルがたくさん溜まっていたおかげです。
⑥クアラルンプール修行
クリスタル会員になって初めての旅がこのクアラルンプールでした。
これで一番印象に残っているのが、
クリスタル会員になると、搭乗口の改札での音が変化することです!!!
これを聞いて、「すごい!」「いいな!」と思ったあなたは修行僧の素質ありです笑
またこの時点ではクリスタル会員でも、優先搭乗や優先チェックインができたのも大きかったです。
さらにクリスタル会員だと獲得マイル数が大幅にアップするので、「いかにしてクリスタル会員の状態で修行するのか」が重要になってきたりします。
⑦ 福岡→那覇→羽田→福岡
いよいよJGC修行の解脱フライトがこちらになります。一見④と似ていますが、大きく違うのは今回は日帰り修行であることです。
福岡→那覇→羽田→那覇→福岡とするほどFOPが必要なかったので、このルートにしました。
また、クリスタル会員だと羽田空港のラウンジが利用できるので羽田滞在時間を長めにとりました。
最後の羽田→福岡のフライトは一生忘れることはないでしょう。
実際にサファイアの威力はどうだったのか
⑦の翌週、海外に行く予定があったので、サファイアの威力がどれほどのものか、実際に体感してきました。
結論から言うと、隣席ブロックや搭乗時の挨拶などにも来ていただいて思っていたより威力がありました!!
これらはサファイアではしてもらえないと思っていたのでとても感動しました!!!
まとめ
JGC修行自体はお金もかかるし、無駄に飛行機に乗らないといけないので結構疲れます。
しかしJGC、サファイアを獲得してみると、一般会員には気づかないようなところで沢山の配慮やサービスがなされています。
これはステータスがある人じゃないと気づけないことです。
どうですか?JGC修行、やってみませんか?
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