最近は鉄オタは割と認知されてきてテレビなどでも取り上げられていますが、飛行機オタク・航空ファンというジャンルはまだまだマイナーな部類だと思います。
オタクの種類に関しても、鉄道だと撮り鉄や乗り鉄などがありますが、飛行機だとあまりこういったのは聞きません。
そこで今回は飛行機オタク・航空ファンを分類してみたいと思います。
目次
まずは愛称を決めたい
鉄道オタク・鉄道マニアには鉄オタという馴染み深い愛称がありますが、飛行機オタク・航空ファンにはしっくりくる愛称がない…
「空オタ?」「空美?」「空男?」どうもしっくりきません…
あえて言うのなら「空オタ」でしょうか。でもこれって「そらオタ」なのか「くうオタ」なのか分からない…
てゆうかなんで飛行機好きだけ航空ファンとかかっこつけようとするんですかね??
航空マニアでいいじゃんとか思ったり思わなかったり…
とりあえず愛称は「空(そら)オタ」ということにしておきましょう…
1.搭乗厨
搭乗厨が一番人口が多いような気がします。飛行機が好き=飛行機に乗るのが好きというのは自然なことです。
しかしおそらくお金をかけ始めると一番きりがないタイプのオタクではあります。
初対面の人には「旅行好き」と言ってごまかす場合がほとんどです。
そんな搭乗厨はさらに分類する必要があります。
修行厨
空オタの誰もが一度はやってみたいと思うのが修行です。
しかしお金がものすごくかかる…
だいたいJGC,SFC修行に50万円程度はかかります。
とは言っても修行厨は割と多いです。最近ではテレビでも取り上げられていてかなり知名度も上がってきています。
彼らは無駄に羽田-那覇を往復したりシンガポールに0泊で行ったりして楽しみます。
そんな修行厨もストイックさでさらに細分することができます。
①毎年ダイヤモンドを維持するオタク
②毎年JGCプレミアを維持するオタク ←JAL限定
③JGC,SFCを取得するだけのオタク
ちなみにキチキチは③の最も意識の低い修行厨ということになります。
王道にして最も一般人に引かれるのが修行厨と言ってもいいでしょう。
初便厨
初便厨はその名の通り、新機材や新路線の初便に乗ることに快感を覚えるオタクです。
修行厨でもある場合が多いです。
先日JALが羽田-福岡にA350を就航させた時は搭乗厨がこぞって搭乗しました。そのうちのほとんどが修行厨(上級会員)だったそうです。
ちなみにキチキチは初便を抑えることができなかったので、せめて福岡に飛来するところだけでも撮影しようと空港に向かったところ展望台には撮影厨がわいておりました。
最終便厨
初便厨の同類が最終便厨です。最終便厨と初便厨はセットであることが多いです。こちらは哀愁を伴っていますね。
最近で言うと、バニラエアの最終便なんかで界隈が沸いていました。
印象としては若者というより引退する機体や航空会社に愛着を持ったおじさん世代の人口が多いです。
ビジネス・ファーストクラス厨
ビジネス・ファーストクラス厨はとにかくいいクラスに搭乗しようとするオタクです。
お金持ちじゃないとできないのでみんなに羨ましがられます。このタイプのオタクはなりたくてなれるものではないんです。
乗れない人はYouTubeなどをみて満足します。キチキチもその一人。
主にマイルを使った特典航空券で搭乗されることが多いです。マイル厨のほとんどはビジネス・ファーストクラス厨と言ってもいいでしょう。
ちなみにキチキチは一度だけプレエコからの有償アップグレードでビジネスに乗ったことがあります。
2.空港厨
空港厨と聞いてもピンとこない人が多いと思いますが、簡単に言えば空港の施設や雰囲気が好きなオタクです。キチキチも空港厨です。
空港厨は特に用事もなく空港へ行きます。だいたいは撮影厨や無線厨、機体厨を兼任している場合が多いです。
そういう空港厨もさらに幾つかのタイプに細分することができます。
音響厨
音響中とは、空港の様々な音を楽しむタイプのお金のかからないオタクです。
様々な音とは具体的には、ボーディングコールなど空港内の環境音やエンジンの逆噴射の音、チャイムなどがあります。
そういった音は、YouTubeに挙げられていることが多いです。例えば「羽田空港 環境音」などと検索してみてください。1時間以上ただ空港内の音を収録し続けたものがアップロードされています。
キチキチはよくこれを聴きながらPCで作業をすることが多いです。
また、エンジンの音をずっと聞いているとなんとなく小型機~大型機くらいの区別はつくようになります。
ラウンジ厨
修行厨を兼任している場合がほとんどです。
様々な国のラウンジ(特に香港)に行くために沢山海外旅行をするオタク、
半日前からチェックインしてラウンジを楽しむオタク、
より良いラウンジに入るために毎年ダイヤモンド修行をするオタク
などがいます。
またプライオリティパスを使って賢くラウンジに入るオタクもいますね。
3.路線厨
「〇〇線に乗りたいから△△へ行く」という分けの分からないことを言うタイプのオタクです。
理由は安い便を発見したから、乗ったことがない機体だからなど様々です。
搭乗厨の最終形態と言うこともできます。機体厨や初便・最終便厨兼任である場合も多いです。一般人からはかなり理解されにくいタイプだと思います。
ちなみにキチキチは路線厨ではありません。
4.撮影厨
撮影厨は分かりやすいですよね。鉄道で言う撮り鉄と同じです。キチキチも高校生の時は撮影厨でした。
空港に行くと撮影厨が沢山います。彼らはすごく高そうな望遠レンズを持っています。
空オタの種類の中で最も男率の高い分類の一つと言っても過言ではないと思います。
5.収集厨
彼らはあまり目立たない存在だと思います。どういったところで活動しているのでしょう?
彼らは主に年に数回行われる航空ジャンク市に行っています。ここでは飛行機や空港に関する様々なものが売っています。
キチキチも2年前に成田空港で行われた航空ジャンク市に行って滑走路や誘導路にある標識を2万円で買ってきました。
6.無線厨
航空無線(エアバンド)を傍受するタイプのオタクです。様々な趣味の中で一番変態認定されやすいタイプなので周りの人にはあまり言わないほうがいいです。
航空無線が聞けると飛行機の運航状況などが瞬時に分かるようになるので意外と便利です。
またこのタイプのオタクは「ぼくは航空管制官」というゲームをやっていることが多いです。
7.機体厨
「787-10かっこいいよね… (デュフフwww)」とか言っているタイプと、
「新機材〇〇のシートはマジ神」とか言っているタイプがあります。
前者だと撮影厨を兼任している場合が多いです。
8.マイル厨
彼らは様々な方法でマイルを貯め、特典航空券をゲットすることを生きがいとしているオタクです。 これは結構頭を使うので難しいです。
クレジットカードなどに精通している場合も多いです。
9.軍用機厨
これに関してキチキチは全く分からないのでコメントができません。
この前軍オタの友人と会話していたのですが、民間機が好きなキチキチは
「茨城空港」というのに対し軍オタの友達は「百里飛行場」と言っていたのが印象に残っています。
まとめ
空オタも鉄オタと同じように様々な種類があります!!
そしてものすごくお金がかかる場合が多いです!!
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