今回はJGC修行の一環として2泊4日でクアラルンプール旅行でした際に訪れたマレーシア国内最大の国立モスク、マスジット・ネガラ(Masjid Negara)のレビューをしていきます。
マレーシアにはブルーモスクやピンクモスクなど有名所が沢山ありますが、なぜマスジットネガラがおすすめなのかをこの記事で説明していきます。
目次
マスジット・ネガラの概要
マスジッド・ネガラ(マレー語: Masjid Negara)またはマレーシア国立モスクは、マレーシアの首都・クアラルンプールにある同国の国教であるイスラム教の礼拝堂・モスクである。
マレーシアの保有する13の地方行政区分とイスラム教の五行を象徴した18角形の直線的な水色の金属製の屋根の白を基調とした池の中心に浮かぶような超近代的な礼拝堂には、8000人程度が収容できる[1]。ほかに、72メートルもの尖った白亜のミナレット(尖塔)、マレーシアの歴代指導者の霊廟、イスラム書籍の図書館、会議室などがある。
1960年着工、1965年竣工したマレーシア国内最大の大規模なモスク。
ちなみにネガラとは日本語で国立という意味らしいです。
ブルー、ピンクモスクに勝る点
簡単に箇条書きにしてみると、
・国内で最大の大きさを誇る
・国内で最古のモスクである
・アクセスが圧倒的にいい
・日本人観光客が少ない
日本ではあまり有名ではないのですが、マスジットネガラはブルーモスクとピンクモスクを凌いで国内最大の大きさだそうです。
それにブルーモスクやピンクモスクと違ってアクセスが圧倒的にいいことも大きなメリットです。
これらはKLセントラルから考えると行くまでに1時間以上かかりますし、ピンクモスクに関してはほぼGrab必須だったりします。
対してマスジットネガラはKLセントラルから電車で13分。
中心部になるので、他の観光地とのコンボを決めることができます。
具体的には、歩いてムルデカ独立広場やチャイナタウン、国立プラネタリウム、国立博物館などです。
とにかく周りにはなんでもあります。
アクセス
先ほども少し言及しましたが、KLセントラルから電車で13分、ブキッビンタンから23分の好立地です。
キチキチはセラヤン温泉からGrabを利用して独立広場へ行き、そこから歩いていきました。
実際に行ってみた
まずマスジットネガラまでの道中に関してですけど、とにかく道が悪いっ!!!
というのも明らかに歩行者が通ることが想定されてないんですよね…
交通量多いのに円形交差点があるから横断できないのに歩道橋もないし、油断して歩道を歩いているといきなり行き止まりになったりします。
14:10にマスジットネガラに到着しました。
イスラム教にとって重要な都市の時計もあったことが非常に印象的でした。
どうやら、一般人が入れるのは15時からのようです。
バイキング形式で食べ物をとっておっさんのさじ加減で値段が決まるという画期的なお店での腹ごしらえです。
※これについては別に記事を書きたいと思います。
15時になったので再びマスジットネガラに戻ってきました。
まず、受付で紙に名前と国籍を記入します。
ざっとみた感じだと日本人観光客は少ないように感じました。
露出が多い人は男女問わず肌を隠すものを貸してもらえます。
ていうかほぼみんな借りていました。着ていく服装について神経質になっているのは日本人だけのようですね。
海外の観光客は結構エッチな露出の多い格好している人が多かった印象です。極力撮らないようにしましたけどね笑
男の人は半ズボンはアウトですが半袖はセーフです。女の人は半袖でもアウト!
判定は下の画像の黒い衣装に身を包んだムスリムの女性がやってくれます。
それでは中に入っていきます。写真撮影はほぼどこでもOKのようでした。
イスラムはもっと厳格だと思っていましたが意外と寛容ですね。
まずは、モスク中心のお祈りをするところを目指します。
この中だけ涼しい… これ以上中に入ることは出来ません。しかしここもなんと写真はOKです!
次に周りを見ていきます。大理石で出来ているので意外と涼しいです。しかし裸足で歩いているので足の裏がすぐに痛くなります。
噴水みたいなのもあります。
イスラムの日本語案内もありました。
マスジットネガラについて知ることができる部屋もありました。
こちらにはなんとお墓がありました。歴代大統領など国のために尽くした人たちのお墓みたいです。
現大統領が入る場所もちゃんと確保されていました。
ちなみにトイレは土足厳禁にもかかわらず水でびちょびちょという絶望的な状況だったので漏らした方がましです。
滞在時間としては、50分ほどだったかなと思います。
イスラムを感じてみて思ったこと
率直な感想としては、
「イスラム教って意外と寛容なんだなぁ」
というものでした。
イスラム教といえば、排他的で選民思想のある宗教のイメージがありました。
しかし実際は全くそんなことはなかったです。
写真撮影だってどこでも許されているし、観光客に肌を隠す服まで貸してくれます。それも全部無料で。
今回マスジットネガラに訪れたことで、自分の中のイスラムのイメージがかなり変わりました。
注意点
・一般人が入っていい時間に行くこと
・歩行者にとってモスクまでの道のりが険しいこと
この二点だと思います。特に時間帯には十分留意してください。
再掲
まとめ
クアラルンプールのモスクで迷ってるならマスジット・ネガラがいいと思います!
国内最大だしアクセスも最強!
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