多くの人が考える飛行機に安く乗って東京へ行く方法はLCCを使うことだと思います。
確かにこれは正解です。しかし場合によってはもっとお得に行くことができます。
それは茨城空港発着のスカイマークを利用することです。
これだと直前でも安いし東京までの交通費も実は成田よりも安いんです。
目次
LCC<<スカイマークの理由
①受諾手荷物料金が無料
スカイマークはLCCではないので受諾手荷物を1個(20kg)まで無料で預かってもらえます。
一方でLCCであるジェットスターやピーチなどは受諾手荷物は有料です。
例えばジェットスターだとネット申込みなら2,000円程度で済みますが、空港で予約すると4,500円くらいかかります。
これが往復なので4,000〜9,000円余計にお金がかかることになりますね。
こういったところでLCCはせこせこと搾取していきます。
※今回はLCCの例は全てジェットスターとして議論を進めます。
②謎の取扱手数料がかからない
支払手数料ってなんだよ!😡💢 pic.twitter.com/eqLfqvDKh9
— 理系大学生キチキチ@2019年JGC取得 (@2019JGC4) 2020年1月27日
LCCは航空券を購入する際、取扱手数料という謎の追加料金を徴収されます。その金額往復でなんと1,240円!!もちろんクレジットカード支払いでももれなく徴収されます。
つまり受諾荷物と合わせると最大往復で1万円くらい余分にお金がかかることになります。
対してスカイマークですが、もちろん取扱手数料なんてかかりません。まあ当たり前といったら当たり前なんですが…
【国内線】スカイマークホームページや予約センターで航空券を購入する場合、航空券の発券に伴う手数料、施設・システム利用に伴う手数料は発生しますか?
③座席が広い
※公式サイトより
スカイマークはJALやANAと同じ31インチ(約79cm)であるのに対し、LCCは29インチ(73.6cm)と5cm近く違います。
29インチだと成人男性なら前の座席に足が当たってしまうくらいの狭さです。
④トラブルがあった際の対応の違い
自分が実際に体験したわけではないので詳しくは分かりませんが、LCCは欠航や遅延のリスクが非常に高いし、その際の補償などもしてくれません。
対してスカイマークの方はJALやANAほどではないにしても、LCCよりは対応してくれます。
⑤成田⇆東京より茨城⇆東京の方が安い
東京→成田は格安の高速バスで1,000円(約1時間)で移動することができます。
対して東京→茨城は500円(約1時間半)で移動することができます。
正直この金額は破格です。距離は長いのに値段は半額ですからこれを利用しない手はないでしょう。
2020/2/4追記
500円から1000円に増額されるようです…
今までは茨城県が援助していたらしい。。。
⑥茨城空港の駐車場が無料
茨城空港は駐車場が無料なので自家用車でも行くことができます。アクセスの悪い北関東から行く場合は非常に便利だと思います。
⑦茨城空港は空港使用料(PSFC)が安い
茨城空港は空港使用料が100円です。一方成田空港は390円、羽田空港は290円かかります。
微々たるもののようにも思えますが、この記事にたどり着くようなとにかく安く移動する方法を模索している人に取っては大きな差でしょう。
旅客サービス施設使用料(PSFC)および旅客保安サービス料(PSSC) | 成田国際空港公式WEBサイト
具体的な路線
ここからは具体的な路線を紹介していきます。
茨城空港発着では直前で申し込んでも値段が上がらないところがポイントです。
羽田発着だと直前だと運賃が跳ね上がります。
またLCCの料金は荷物を預けると仮定してだいたい5,000〜6,000円ほどプラスして考えてください。
※この記事を書いているのは2020/1/29の夜で2020/1/31の便を検索するものとします。
神戸-茨城/羽田/成田
1.神戸-茨城
スカイマーク利用でなんと二日後でも8,400円!!
2.神戸-羽田
スカイマーク利用で早朝便に限り11,790円。
(3.関西-成田)
LCCは神戸-羽田/茨城はありませんのでこの路線で検索してみました。
最安値は7,240円。なので10,000〜11,000円(片道)くらいですね。
新千歳-茨城/羽田/成田
1.新千歳-茨城
スカイマーク利用で最安値が11,470円。
2.新千歳-羽田
スカイマーク利用で最安値が17,960円。この路線だと顕著に茨城空港との差が現れますね。
しかし同条件でJALだと30,560円だったことを考えるとまだまだお得なようです。
3.新千歳-成田
LCC利用だと最安値で9,980円は13,000〜14,000円。
福岡-茨城/羽田/成田
1.福岡-茨城
この路線は1日1便しか飛んでいなくて夜の時間帯になります。スカイマークで運賃は14,900円です。
2.福岡-羽田
スカイマークで早朝便が最安値20,190円です。
3.福岡-成田
LCC利用だと最安値が10,900円は14,000〜15,000円。
那覇-茨城/羽田/成田
1.那覇-茨城
スカイマークが1日1便運航していて13,020円です。
2.那覇-羽田
スカイマークで最安値が17,310円です。
3.那覇-成田
LCCだと最安値は7,540円は10,500〜11,500円。
この場合のみ成田利用のLCCの方が安くなりました。必ずしも茨城発着のスカイマークの方が安くなるというわけではないようです。
直前予約じゃないとどうなのか
ここまでは直前の運賃を評価してきましたが、直前でない場合はどうなのでしょうか?
文字数が多くなってしまうので画像などは省略しますが、実際に検索してみると、茨城発着の優位性がかなり薄れていました。
というのも、航空券は半年後のものとかだとどの路線も割引率が高くなっているので差がつかないからです。羽田発着と比べてもほとんど運賃は変わりませんでした。
また、LCCの優位性も同様に高くなります。
つまり、「茨城線は運賃が値上がりしにくい路線」ということができるでしょう。
まとめ
東京発着の便に乗りたい場合は一応茨城発着が安くないか検索してみよう!!
直前だとかなりお得になっている場合が多いです!!
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