先日JALから某ウイルスによる救済措置としてFOP積算2倍キャンペーンが発表されましたね。
これによって国内線によるJGC修行のハードルが圧倒的に低下しました。
この記事では、今一度そのキャンペーンについて整理し、修行僧がどのように立ち回ればいいのかを考えてみます。
※この記事は某ウイルスがまだ収束していない時期に修行を推奨しているものではありません。
目次
- コロナウイルスによるJALの救済措置について
- FOP2.5倍ってどういうこと?
- 2.5倍の計算方法について
- 10万円で解脱出来るってどういうこと?
- 修行する際の注意点
- 解脱までのモデルフライト
- もともと修行していた人はJGP・ダイヤモンドまで!
- まとめ
コロナウイルスによるJALの救済措置について
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うJALマイレージバンクの特別対応について
JALによる救済措置は2つあります。
・マイル・e JALポイントの有効期限1年延長(事前登録必須)
・2月〜7月のFOP2倍
この内今回取り上げるのは2つ目の「2月〜7月のFOP2倍」です。
2020年2月1日(土)から2020年7月31日(金)までのJALおよびJALグループ運航便のご搭乗で獲得されたFLY ON ポイントを通常の2倍として積算いたします。
申請等は一切不要で、過去に搭乗した実績がある場合はそちらにも適用されます。
ただし他社が運航するコードシェア便は対象外なので注意が必要です。
FOP2.5倍ってどういうこと?
〔FLY ON ステイタス会員限定〕"お好きな1カ月間いつでも"JALグループ国内線FLY ON ポイント1.5倍キャンペーン - JALマイレージバンク
「じゃあFOP2倍じゃん…」って多くの人が思われたと思います。
実は前年度にクリスタル以上のステータスを持っている場合、「お好きな1カ月間いつでも"JALグループ国内線FLY ON ポイント1.5倍キャンペーン」に参加することができ、これはコロナ救済のFOP2倍キャンペーンと併用することが出来ます。
さらにもしあなたが「お好きな1カ月間いつでも"JALグループ国内線FLY ON ポイント2倍キャンペーン」だった頃にすでに参加登録をしていたら、FOP3倍となります!
2.5倍の計算方法について
平素よりJGCサファイア会員様として日本航空をご利用いただきまして
誠にありがとうございます。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、返信が遅れました
ことをお詫び申し上げます。このたびは、FLY ONポイントの特別対応につきまして、お問い合わせ
いただくお手数をおかけしておりますことを恐縮に存じます。「FLY ON ポイント」につきましては、ご認識のとおり、
新型コロナウイルスの拡大に伴う特別対応といたしまして、2020年2月
から2020年7月末までのJALグループ運航便のご搭乗で獲得されたFLY ON
ポイントを、通常の2倍として積算させていただくこととなりました。<新型コロナウイルスの拡大に伴うJALマイレージバンクの特別対応について>
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/jmb/jmb-notice/なお、各種キャンペーンのボーナスFLY ONポイントは別途積算いたします。
そのため、「"お好きな1カ月間いつでも"JALグループ国内線FLY ON
ポイント1.5倍キャンペーン」につきましても、登録月を【7月】までで
ご登録いただいた場合は、今回の特別対応のFLY ONポイント積算と
重複適用となりますことをご案内申し上げます。重複適用時のFLY ONポイントの計算式を下記にご案内いたしますので、
ご参考としていただければ幸いに存じます。●通常のFLY ONポイント×0.5(1.5倍キャンペーン分)+
通常のFLY ONポイント×2倍(特別対応)+搭乗ボーナスFLY ONポイント<搭乗ボーナス FLY ONポイント>
http://www.jal.co.jp/jalmile/flyon/guide.html#flyonpoint一例といたしまして、<東京=羽田>間をご搭乗いただいた場合の
FLY ONポイントの積算予定数を下記にご案内いたしますので、
あわせてご参照くださいますようお願いいたします。【東京-大阪(区間マイル:280)】
●JL便 普通席 マイル積算率100%の運賃<通常>
・280(280×100%)×2(換算率)=560
・搭乗ボーナス FLY ONポイント(※):400
合計960FLY ONポイント<重複適用時>
・280(280×100%)×2(換算率)=560
・特別対応分:280(280×100%)×2=560
・1.5倍キャンペーン分:560×0.5=280
・搭乗ボーナス FLY ONポイント(※):400
合計1,800FLY ONポイント今後とも日本航空にご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
JALからの返信は上の写真の通りでした。
簡単に説明するために区間マイル(ウルトラ先得)をAとすると、
何も適応されていない状態
A×2=2A
某ウイルス救済のFOP2倍キャンペーン適応時
(A×2)×2=4A
某ウイルス救済のFOP2倍キャンペーン適応+1.5倍キャンペーン適応時
(A×2)+(A×2×1.5)=5A
∴5A÷2A=2.5倍 (∵A≠0)
ということになります。
10万円で解脱出来るってどういうこと?
それでは一体、10万円で解脱出来るとはどういうことでしょうか?
簡単に説明すると、
・HND-OKAの単純往復
・片道1万円と仮定
・ウルトラ先得で予約したと仮定
・クラスJに当日UGできたと仮定
・初回搭乗ボーナス5,000FOP
の場合、ウルトラ先得で1,672FOP×2.5=4,180FOP(片道)。
つまり往復8,360FOPなので5往復(+当日UG)で50,000FOPに到達します。
ここで片道1万円で航空券を購入したとすると約10万円でサファイアに到達するという計算になります!!(かなり暴論ですが)
修行する際の注意点
・事実上国内線でしか修行ができないこと
・もし某ウイルスに感染しようもんなら世間からボコボコにされる
・予約しても欠航になるかも
とまあ結構リスキーではあります…
修行の醍醐味であるシンガポール・マレーシア旅行なども楽しめませんしね。
キチキチはやらないとは思いますが、一応こういう選択肢もあるよというのを紹介するためにこの記事を書いています。
解脱までのモデルフライト
結局どの路線・ルートが一番効率的(FOP単価が優秀)なのか?
FOPが2倍になろうと2.5倍になろうと本質は変わりません。
通常時と同様、HND-OKAやFUK-CTSがコスパがいいでしょう。
しかし今回の場合だと、比較的直前に航空券を購入することになるのでFUK-CTSだと値上がりしてしまっている可能性が高いです。
一応下に主な区間とFOPを書いておきます。
東京発着 福岡発着
大阪 280FOP 那覇 537FOP
福岡 567FOP 新千歳 882FOP
那覇 609FOP 仙台 665FOP
石垣 1,224FOP
大阪発
新千歳 666FOP
那覇 739FOP
石垣 969FOP
福岡 287FOP
(×2倍)
もともと修行していた人はJGP・ダイヤモンドまで!
成田空港ファーストクラスラウンジ
単純計算で労力が半分になるわけですから、普段と比較するとJGPまでは4万FOP、ダイヤまでは5万FOPでいいわけです。
もうすでに修行日程を組んでしまったという人は国内線でもう一踏ん張りして一段階上のステータスをゲットしたくなりますね。
まとめ
正直この時期の修行がリスクリワードに見合っているかは分からないです。
しかし7月にもし状況が好転していたらワンチャンですね。
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