羽田空港発着数はもうだいぶ昔から飽和状態にあります。
そこでさらに発着数を増やしたい東京オリンピック・パラリンピック前になんとかしたい!そういう理由から新ルート開設になりました。
おそらく、まだよく理解できていない人の中には「何となく嫌だなぁ」と感じているひともいるかもしれません。
そこで今回は、新ルート開設に伴って何がどう変わるのか、正しく理解してもらうために公式ホームページより分かりやすく説明します!!
目次
- 最初に知っておいてほしいこと
- 羽田空港の滑走路運用について
- 羽田新ルートは現在の福岡空港と同じ!
- 着陸時の騒音はあるのか?
- 飛行機の部品とか落下すんの?
- 最も羽田空港の発着数増加を妨げているのが横田空域なのはここだけの話
- まとめ
最初に知っておいてほしいこと
まずこの記事を読む前に知っておいてほしいことは、低空をずっと飛んでうるさいのは着陸機で離陸機はすぐに上昇していくのでうるさくないということです。
つまり、離陸機はうるさくない!今回騒音がどうとか言ってるのは着陸機の話です。
羽田空港の滑走路運用について
羽田空港には北風運用と南風運用の2種類があります。
今回の争点は南風運用についてです。北風運用はほとんど変わりません。あえて言うならば、離陸機が昔は陸を避けるようにして離陸していたのが、ほんおちょっとだけ陸地をかするように離陸するようになります。
しかし最初に行ったように離陸機はすぐに上昇していくのでほとんど関係ありません。
そういうわけなのでここからは南風運用だけのお話をします。
現在
現在では陸地を避けるようにして着陸しています。
しかしこの経路は結構無理していて、管制官やパイロットにも負担がかかっています。
将来
将来的に大きく変わる点は2種類あります。
1つ目(好天時)
1つ目は好天時の15:00-19:00のみ着陸機が埼玉上空を通っていくことです。
品川区でも特に空港に近い(経路の真下の)ところはさすがにうるさいと思います。
騒音とかどうなのかという問題は「羽田新ルートは現在の福岡空港と同じ!」の項目で説明します。
2つ目(悪天時)
悪天時は好天時と同様の変更に加えて、15:00-19:00以外の時間帯の変更です。直線的に離陸するようになります。
しかし最終着陸経路は海の上なので、これによる騒音被害はほとんどないと考えられます。
羽田新ルートは現在の福岡空港と同じ!
実は羽田空港の新ルートは福岡空港の現行ルートと似ています。
キチキチは福岡に住んでいます。福岡空港の進入経路付近(大野城あたり)に行ったこともありますが、騒音を感じたことはありません。もちろん個人差はもちろんあるとは思いますが、建物の中にいればほとんど聞こえないと思います。
もちろん最終着陸経路はうるさいです。具体的には空港まで数キロまでです。
また天神では外を歩いているとたまにうるさいなと感じる程度です。もちろん日中だけ。
それに落下物などの情報は入ってきていません。セスナが多い調布飛行場なら別ですが、一般的なジェット機などの旅客機はしっかりと整備されています。
着陸時の騒音はあるのか?
結論から言うと、最終着陸経路はうるさいです。ここに住んでいる人にとってみたらうざいでしょう。
しかし一応時間帯は15:00-19:00限定ですし、毎日この時間は新ルート運用になるわけではありません。極力使用しないようにするはずです。(福岡空港もそう)
17:00-18:00の1時間だけとかいうときもあるでしょう。
また進入角度も通常の経路よりも大きくなっている(より高いところを飛ぶ)のである程度は騒音は抑えるように配慮はされています。
飛行機の部品とか落下すんの?
先程もちょっと言いましたが、福岡空港ではほとんど聞いたことがありません。
仮に落下したとしたらその航空会社のもっと内在的なものが心配です。
最も羽田空港の発着数増加を妨げているのが横田空域なのはここだけの話
よっぽどこっちを改善しろよとは思いますが、相手は米軍なのでどうにもならない…
ていうか話題にも上がらない… 闇を感じます笑
まとめ
新ルートでは陸の上を通ることが多くなるがうるさいのは最終着陸経路の下だけ!
埼玉は大丈夫!部品は落ちない!!
※写真はすべて公式ホームページより
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