飛行機オタクによる乗り物&旅行blog

福岡空港拠点の理系大学生僧侶。2019年にJGC修行 飛行機の他乗り物好き 週末は必ず更新!飛行機オタクの先駆者となりたい

【初心者向け④】航空無線(エアバンド)の一つ、カンパニーラジオとは何か?

ここまで初心者向けのエアバンド講座として①〜③まで紹介してきましたが、ここまで学んだ人はもう既にエアバンドを聞く上での基礎は完成されています。

 

そこで今回の④では少しレベルアップしてカンパニーラジオというものについて紹介したいと思います。少しと言っても内容としてはかなりマニアックになっています。

 

エアバンドは聴いていてもカンパニーラジオの存在を知らないという人も非常に多く存在するので、この記事を読んで覚えたらもうあなたはエアバンド中級者と言えるでしょう。

 

 

 

目次

 

①〜③までのおさらい

初心者向け講座第一弾!

こちらの記事では、そもそもエアバンド(航空無線)とは何なのか、どこでどうやって聴くのか、受信機などはどうしたらいいのかなど全くエアバンドに馴染みの無い超初心者にとって有益となるような情報をまとめました。

 

初心者向け講座第二弾!

 こちらの記事では主に、エアバンドの勉強の仕方、専門用語や英語はどのようにして覚えればいいのかということを実体験に基づいて解説しています。

 

初心者向け講座第三弾!

こちらの記事では、エアバンドを聴く上での必須となる英語や定型文など、覚える優先順位なども含めて実践的に解説しています。

 

こちらの3つの記事を読めばもうエアバンドのことはほぼほ理解したに等しいと思います。

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そもそもカンパニーラジオとは何か

カンパニーラジオとは、いわゆる「会社内のやりとり」が行なわれている無線のことです。

カンパニー無線なんて言い方をしたりもします。(もちろん傍受は合法ですよ!!!)

 

カンパニーラジオには主に2種類あり、空港内でグラウンドスタッフなどが使っている無線(GSとパイロット、GSとGS同士など)とOCCとパイロットが使っている無線があります。

※OCCとはオペレーションコントロールセンターの略で空港にはありません。仕事としては、会社の司令塔として、主に運行スケジュールの管理その他不測の事態への対処など様々なことをしているところです。

 

例えば、どのお客さんがまだ現れていないだとか、お手伝いが必要な乗客の情報だとか、燃料の積み込みとかその他もろもろの業務連絡を行っています。これについては下の項目で詳しく解説しています。

 

しかし今日のカンパニーラジオではアナログ通信からデジタル通信に変わりつつあり、普通の我々が持っている受信機では聴くことができないところが結構多いです。

キチキチが拠点としている福岡空港は聴くことができますが、成田、羽田、セントレア(ANAのみ)、関空、那覇はデジタルMCAを使用しているのでアナログの受信機では聴くことができません!!ちなみにエンルートのカンパニー無線はまだ全部アナログです。

 

カンパニーラジオだけではなく、こういったネット上ではほとんど手に入らない情報や具体的な交信の内容はこの本から学びました。

この本はすごく細かいところまで書いてあるにもかかわらず体系的にまとまっているので、初心者にとっても上級者に取ってもこれ一冊あるだけであらかたの知識を得ることができます。

自分が持っているのは2016年版ですが2019年の今でも非常に重宝しています。

 

エアバンドとの決定的な違い

キチキチが思うカンパニーラジオの特徴とは、

 

・会話がラフ

・ルー大柴みたいな会話をする

・専門用語が多い

・航空会社の裏の苦労がわかる

・空港で聴いてるのをGSに見られるととても気まずい

 

などがあります。一つずつ説明していきます。

 

「会話がラフ」

これはエアバンドと違って公共の電波では無いのである程度の自由がきくからだと考えられます。

 

「ルー大柴みたいな会話をする」

ルー大柴は知っていますよね?

22歳のキチキチが知っているのでほとんどの人は知っていると思いますが、ひたすら横文字とカタカナ語を使いまくる人です笑笑

 

例えば、航空無線のすべて2016」から引用すると、

 

「ノーショーでカットのお客様、バケージが1個ありますので、これから取り降ろしになります。」

 

どういう意味かわかりますか? 

ノーショー=搭乗をブッチした(しそう)な乗客のこと

バケージ=預け荷物

です。これはまだ簡単な方ですが、こういった会話に慣れなければいけません。

 

「専門用語が多い」

英語以外にも、先程言ったノーショーMAC(重心の位置)、オントップ(雲の上)などです。これらはエアバンドではあまり聴く機会がありません。

 

「航空会社の裏の苦労がわかる」

忙しいのにクレーマーやわがままな乗客をさばいているところがリアルタイムで分かるので本当に大変さがわかります。

 

「空港で聴いてるのをGSに見られるととても気まずい」

目の前のGSが喋っている電波を受信したりしますからいつかばれるんじゃ無いかと思っていつもビクビクしています。

 

 

 

どんな交信をしているのか

先程説明したので実はもうあまり言うことは無いのですが、燃料の量とか機体が揺れそうなポイントとか使用滑走路、スポットのやり取りやノーショーの乗客を探したり、乗り継ぎ便の調整をしたりするのに使うことが多いように思います。

 

 

聴ける場所

 

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空港内

先程も言いましたが、空港で聴けるのは大きな空港では福岡、新千歳、伊丹くらいです。その他の地方空港では聴くことができると思います。

 

電波の強さ的には、展望台だとちょっと聴こえにくくなります。一番いいのは空港の建物内で聴くことです。

 

 

機内(エンルート)

もちろん機内でも聴くことができますがキチキチはまだ聴いたことがありません。

全部アナログ放送です。

 

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家(どこでもOK)(エンルート)

家でもどこでも聴くことができます。それに全部アナログですので普通のエアバンド受信機で聴くことができます。

 

聴く内容は機内と全く同じです。

 

 

用語はエアバンドよりも難しい!!

過去にエアバンドと英語・用語の関係性について話しました。

カンパニーラジオではベースは日本語での会話になるので定型文は覚える必要がありませんが、専門用語と英単語は覚える必要があります。

キチキチは割と英単語は覚えている方だと自負していますが、まだ聴いていてよくわからない時が多々有ります。

 

こちらのサイトを使ってわからない言葉があったら逐一調べていくのがいいのかなと思います。

航空・旅行専門用語-A

 

もっと綺麗にまとまっているのは何度も言うようにキチキチも愛用しているこちらの本になります。

これにはエアバンドやカンパニーラジオのすべてが載っていてまさに我々の教科書とも言える本です。

 

 

まとめ

航空無線とは全く別物!!!

ちょっと難しいけど分かるととっても面白い!!!

 

 

 

 

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